2011年03月22日

怒号もけんかもない「強い国」と越メディア



 「怒鳴り合いもけんかもない」「本当に強い国だけがこうした対応ができる」。ベトナムのメディアは、東日本大震災での日本人の冷静な対応ぶりを、在日ベトナム人らが驚き称賛する声を伝えた。

 「防災訓練を受けていても怖いはずなのに、誰もパニックに陥る人はいない。自分の仕事に集中し、連絡を取り合っていた」。日本で働くある女性はインターネット新聞に「われわれが学ぶべき多くのことが分かった」と語った。

 ある留学生は、長い列をつくってバスや公衆電話を我慢強く待つ光景などを挙げ「皆が冷静に秩序だって行動していた」と称賛。別の留学生は、教師が子どもたちを誘導する姿など、行政当局者から民間人までの素早い対応ぶりに驚いたという。

 さらに「こうした強さゆえに、日本人は世界で最も厳しい条件の国土で生き抜き、米国に並ぶ経済レベルを達成できたのだ」とたたえる声も伝えられた。


posted by 北海道頑張れ at 02:20| 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「米国は日本から何か学ぶべき」米ニューヨーク・タイムズが論評



 【ニューヨーク支局】東日本大震災で世界各国が日本の経験から多くの教訓を学ぼうとするなか、20日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、福島第1原発で放射能汚染の危険に立ち向かう作業員の献身ぶりを称賛し、「米国は日本から何かを学び取るべきである」とする論評記事を掲載した。

 元東京支局長、ニコラス・クリストフ氏による論評は、地震、津波、放射能漏れの三重苦で日本人の「団結が深まった」と指摘。「我と欲を捨てる精神と冷静さ、規律を尊重するという日本人の行動規範を福島の原発で危険な作業を続ける作業員が体現している」とたたえた。

 さらに、日本政府の対応と比べ、苦難に耐える日本人を「立派で高貴だ」とし、米国人は日本人の精神から学ぶべきものがある−との趣旨を貫いている。
ラベル:米国 産経新聞
posted by 北海道頑張れ at 02:09| 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

政府、当面の難題をがれき処理と2次避難に



 政府の被災者生活支援特別対策本部(本部長・松本龍防災担当相)は21日、がれき撤去と被災者の2次避難の2点を当面の課題に設定した。特に、がれき撤去は、生存者の救出や物資輸送の円滑化のため必要不可欠。ただ、放置された乗用車など、個人が所有権を持つために、行政による強制的な撤去が難しいものもある。対策本部は小川敏夫副法相を中心に、現行法の弾力的な運用や新法制定を視野に検討を始めた。

 事務局によると、大量のがれきは津波災害の特徴で、自動車や自宅金庫などが流され、他人の土地や道路などにとどまっているケースが多い。ただ、行政が処分すると財産権の侵害にあたる。このため、平野達男副内閣相が21日に内閣府で小川氏と会談し、対応策を練ることが決まった。

 対策本部と法務省では、財産権を規定した民法や遺失物法の弾力的運用を軸に検討を始めた。新法制定の意見もあったが、時間的な制約から当面は見送る。関係法令の運用方針をまとめたガイドラインを近く打ち出すことで対応する方針だ。

 また、被災地の公民館など1次避難所から、仮設住宅や県外の公営住宅などへの2次避難も対策本部にとって難題だ。政府は、衛生環境などが整った2次避難所への移動を早急に進めたい方針だが、移動に難色を示す高齢者が増えているため思うに任せない状況に陥っている。国は市町村職員などと高齢者を説得しながら、移動手段を本格検討する。

 一方、事務局体制は強化されつつある。総務、厚生労働など8省庁から12人を参事官として20日付で発令、招集。職員が足りない市町村に対し、国家公務員をボランティアとして派遣する制度も構築している。

 枝野幸男官房長官は21日、事務局を訪問し「法律、制度、慣習で被災者救済に邪魔になることがある。上げてもらえれば、政治の責任でできることをやる」などと事務局職員を激励。平野氏も同日夕、記者団に「がれき処理は一両日中に方針を出したい。県と市町村が行う2次避難も国として支援したい」と語った。【小山由宇、吉永康朗】
ラベル:毎日新聞 津波
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みずほ銀、店舗外のATMは22日も終日休止



 みずほ銀行は21日、システム障害についてあす22日も引き続き、振り込みなどができない状態が続くと発表した。

 店舗内のATMについては、午前8時〜正午まで振り込みができない状態が続く。現金の引き出し、預け入れはできる。正午〜午後3時までは振り込みもできるようになる。コンビニエンスストアの提携ATMは、正午から使用可能となるが、店舗外ATMは、終日休止するという。

 店頭窓口では午前9時〜正午までは振り込み、融資・外為業務を受け付けることができない。ただ、給与振り込みを受けるはずだった預金者への最大10万円までの支払いは受け付ける。正午〜午後3時までは正常化する見込みだ。

 個人向けネットバンキングは正午まで利用できない。

統合直後ならいざ知らず、通常時に止まってしまうようなシステムしか構築できないのなら、銀行業務を辞めた方がいいと思う。震災で振込件数が増えたのは理由にならない。処理能力を超えそうなら振込を受け付けないようなシステムにすべきだし、受け付けたからには必ず処理を実行しなければならない。受け付けました、でも処理できませんでした、では話にならない。見積もりが甘いところは東京電力に似ている気がする。
posted by 北海道頑張れ at 00:13| 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月21日

ジャンボ機250機分の波、世界一の防波堤破壊



 太平洋沿岸を襲った大津波は、世界有数の規模を誇る三陸海岸の防波堤を軒並み破壊した。

 早稲田大学の柴山知也教授(海岸工学)が19日午後、本社機で上空から視察し、岩手・釜石湾入り口の「世界最深」の防波堤を破壊した津波について、「時速1000キロ・メートルで飛行中のジャンボジェット250機分以上の運動量があった」と試算した。

 釜石湾の入り口に南北からせり出した防波堤は、全長約2キロ・メートル。地震前は海上に高さ約8メートル、厚さ約20メートルでそびえ、港湾を守っていた。しかし上空から見ると、北側の防波堤は約800メートルにわたり大きく崩落し、かろうじて残った部分が海面に虫食い状に残っていた。海面に出た部分には、残ったコンクリートブロックが様々な方を向いて崩れた姿をさらしていた。

 防波堤は、最深63メートルの海底に東京ドームの7倍に当たる700万立方メートルの巨大なコンクリート塊を沈め、その上部にコンクリート壁が構築され、2009年に完成したばかりだった。

 国土交通省によると、1896年(明治29年)の明治三陸地震(マグニチュード8・5)の揺れや津波に耐えられるように設計され、「世界最深」としてギネス記録に認定されていた。

 大船渡港(岩手県大船渡市)にある巨大な湾口防波堤(全長約750メートル、水深約40メートル)も完全に崩壊し、水没していた。柴山教授は、「地震で破損した箇所に高い破壊力の津波がぶつかり、一気に崩壊した可能性がある。予想をはるかに超える威力だ」と指摘した。

 防波堤内側の海岸沿いにある「最後の砦(とりで)」の防潮堤も多くがなぎ倒された。同県宮古市田老の高さ10メートルの巨大防潮堤(全長約2・5キロ)は、住民らから信頼感を込めて「万里の長城」と呼ばれていたが、津波はそれを乗り越え、集落をのみこみ大きな泥沼を作っていた。

 同県山田町の防潮堤も50〜60メートルにわたり激しく倒壊し、灰色の泥をかぶった町には漁船や家々が、がれきと一緒に転がっていた。

 柴山教授は、「全国的に防災対策を作り直す必要がある」と唇をかんだ。(金子靖志)
posted by 北海道頑張れ at 13:14| 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月20日

9日ぶり救出 倒壊家屋から80歳女性と孫 宮城・石巻



 20日午後4時ごろ、宮城県石巻市門脇町2丁目で、倒壊した家屋に男女2人がいるのを、周辺を捜索していた警察官が発見した。県警からの連絡を受けた消防のレスキュー隊とともに男女を救出。いずれも意識があり、ヘリコプターで市内の石巻赤十字病院に搬送された。

 県警や消防によると、助け出されたのは阿部寿美(すみ)さん(80)と、孫の任(じん)さん(16)。大地震発生から9日、217時間たっていた。目立った外傷はないが、任さんが低体温で衰弱しているという。

 石巻署や病院によると、救出された2人は「地震発生で家に閉じ込められた」と話しているという。倒壊した家屋の下に空間ができ、近くにある冷蔵庫の中にあったヨーグルトやコーラ、水を口にしながら過ごしていたという。

 2人が発見されたのは、JR石巻駅から南に約1.5キロの家屋。家屋の方から「助けて」という声を聞いた警察官が、屋根の上にいた任さんを見つけた。任さんから「おばあちゃんが中にいる」と聞いた警察官が家屋内を捜索すると、寿美さんががれきの下にいたという。任さんはこの日に初めて、屋根まで脱出したらしい。

 「大丈夫だよ、頑張ったね」「お孫さん、大丈夫だからね」と救急隊員に語りかけられた寿美さんは「はい、はい」とうなずいた。黒っぽい上着に、茶色のズボン。めがねをかけ、白髪がのぞいていた。名前を聞かれて、「あべすみです」と答えていた。2人は午後5時すぎにヘリに収容され、病院に運ばれていった。

 仙台管区気象台によると、石巻市から約50キロの仙台市の最低気温は17日に平年より3.2度低い零下2.7度、18日も平年より4.7度低い零下4.1度を記録。平年より厳しく冷え込んでいた。

 石巻市では今回の地震で津波による大きな被害が出ている。宮城県災害対策本部によると、石巻市の今回の地震被害は、死者1826人、行方不明者1472人。3万9219人が避難している。
posted by 北海道頑張れ at 21:26| 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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