2011年03月24日

トヨタ北米工場の一部、操業停止も 日本からの部品不足



 【ニューヨーク=山川一基】トヨタ自動車は23日、東日本大震災で日本の部品メーカーが打撃を受けた結果、一部の北米工場が部品不足となり、操業停止に追い込まれる可能性がある、と発表した。対象となる工場や時期などの詳細は未定としている。

 トヨタは震災以降、部品供給が滞ることに備えて北米で残業や休日の操業を停止している。ただ、日本の部品メーカーの打撃は大きく、さらに生産を縮小する可能性を北米の社員や販売店に伝えたという。日本では22日、全工場の操業停止を26日まで延長すると発表している。

 生産縮小が長引けば、大規模リコール(回収・無償修理)による低迷から立ち直りつつあるトヨタの北米販売に影響が出かねない。


posted by 北海道頑張れ at 15:59| 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東日本大震災の地震波、地球を5周 気象庁観測



 11日に起きた東日本大震災の最初の地震の表面波(地球の表面を伝わる地震波)が、地球を少なくとも5周(約20万キロ)していたことが、長野市松代町の気象庁精密地震観測室の観測で分かった。

 同観測室は、11日の地震発生時から敷地内の地下700メートルに設置した地震計のデータを分析してきた。その結果、地震の表面波を地震直後に1回観測。その約2時間半後に震源から太平洋方向(東)とアジア大陸方向(西)の二つの波がそれぞれ地球を回って戻ってきたことを観測した。その後も約2時間半おきに表面波を観測し、地震直後の表面波を除いて計5回の波を確認したという。

 同観測室の三上直也室長は「震源からの距離や位置などもあり一概に比較はできないが、今回の地震は大きな震源域を持っており、過去に例のない規模のものだったと言える」と話している。

 同観測室は、太平洋戦争末期に旧日本軍が建設していた松代大本営の跡地を利用して1947年に中央気象台松代分室として発足した。気象庁の地震観測施設としては最大規模で、職員14人が世界中の地震を観測している。(上田悠)
posted by 北海道頑張れ at 15:56| 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高速「平日上限2千円」見送り 国、復興財源に充当検討



 国土交通省は23日、4月から予定していた普通車「平日上限2千円」などの高速道路新料金の導入を見送った。東日本大震災で移動手段を奪われた被災者に配慮した。混乱を避けるため、「休日上限1千円」などの現行制度は続ける。新料金のための年1千億円の財源は、復興に回すことが検討されている。

 国交省は、全国民が同じように高速道路を使えるようになるまで「当面延期」としているが、被災地の復興には膨大な費用と時間が必要になる。国会では高速道路の割引制度を全面廃止するよう求める声も出ており、新料金は実現しない可能性も出てきた。

 これとは別に、民主党はマニフェストに掲げた「高速道路の原則無料化」のために、無料化の社会実験を続けている。新年度は1200億円を予算案に計上しているが、これについても被災地支援に回すよう求める声がある。

 民主党の岡田克也幹事長は22日、社会実験は中止を検討しつつ、「東北地方だけはやった方がいい」と発言。今後、与野党間の協議で議論となりそうだ。
posted by 北海道頑張れ at 15:53| 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

息子失い妻不明…被災した国会議員、悲しみ胸に奔走



 東日本大震災で、国会議員も家族や長年の後援者を失った。彼らは悲しみを胸に、復興対策作りや地元での被災者支援に動き始めている。

 岩手県陸前高田市が地盤の民主党の黄川田徹衆院議員。長男駿一さん(29)は亡くなり、両親と妻は依然、行方不明だ。長男の死亡届を出すのに窓口に4時間並んだ。「花屋も葬儀業者もお寺も流れていた」。被災から10日目にたどり着いた自宅は跡形もなく、妻が弾いていたピアノも見つからなかった。

 23日、復興対策を検討する党の会議に出席したが、政治の動きが被災地に届いていない気がしている。「政治に大切なのは被災者が安心できるメッセージを出すことだ」

 民主党の藤原良信参院議員(比例区)は岩手県議時代、大船渡市を選挙区としていた。今も多くの後援者が行方不明のまま。地元に入り、ホタテやワカメの養殖業者の船が流されたと聞いた。商品になるまで3〜4年かかるため、その間は収入がない。「漁村が復興できなければ国の存続も危うい。議員として何ができるか問われる」

 自民党の小野寺五典衆院議員の地元は、津波被害の大きかった宮城県気仙沼市。避難所を訪ね歩く中で、知人に「お母さんたちがいるよ」と声をかけられ、母の桂子さん(72)と弟に会えた。「被災者は資金が一切なく生活再建への不安が大きい」

 福島県いわき市が地盤の自民党の吉野正芳衆院議員は震災後、東京にいたのは2日間だけ。避難所を回り、肺炎を患う90歳の女性を病院に送るなどの支援活動を続けている。
posted by 北海道頑張れ at 15:32| 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「東京でもできることがある」 都庁に救援物資1万件



 被災地へ送る支援物資が東京都庁(東京都新宿区)に続々と集まっている。23日までに直接持ち込まれた分だけで1万2860件。ボランティア約150人が都職員とともに仕分け、発送している。

 届くのは紙おむつや水のペットボトル、使い捨てカイロ、コンタクトレンズ洗浄剤などさまざま。宅配便も数十個単位で次々と届く。種類ごとに箱詰めして岩手、宮城、福島各県庁あてに発送する。

 ボランティアの佐藤勇介さん(31)は「個人では被災地に入れないが、東京でもできることがある」。山岳ガイドの仕事はキャンセルが相次ぎ、3月いっぱいは時間があるという。大学2年の松井翠さん(20)は「箱を開けると『少しでも力になれたら』と書かれたメッセージがあり、感動しました」。

 東京都は支援物資を(1)赤ちゃん用品(2)高齢者用品(3)生活用品(4)飲料水の4種類に限り、食料品や衣料品は受け付けていない。しかし中にはカップめんや焼きのり、衣類、毛布などが入った箱もある。都福祉保健局の高橋裕恵・指導第2課長は「善意はありがたいが、被災地へ送れない」として、事前に都のホームページ(http://www.metro.tokyo.jp)で送れる品を確認するよう呼びかけている。

 千葉県(043・223・3895)と埼玉県(048・830・8281)は、直接の持ち込みに限っている。(神田明美)
posted by 北海道頑張れ at 15:27| 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

岩手県、沿岸部被災者の集団疎開検討 内陸へ2〜3カ月



 岩手県が、地震と津波で壊滅的な打撃を受けた沿岸部の被災者を対象に、内陸部への「集団疎開」を検討していることが分かった。希望する被災者が対象で、受け入れ先の宿泊施設は、既に県内で約120施設9500人分のめどがつきつつある。

 県はすでに19日、釜石市の避難所の25人を、北上市の公共宿泊施設に貸し切りバスで試験的に移動させた。大きなトラブルはなく、26日から釜石市、大槌町、山田町の希望者460人を内陸部の温泉宿に運ぶなど移動を本格化させる予定。既にバス11台を予約した。今後、被害の大きい陸前高田市や大船渡市、宮古市の避難所でも希望者を募り、順次移動させる方針だ。

 県は震災後、県内の宿泊施設を対象に「1人あたり1泊3食付きで5千円」の条件で引受先を募集。災害救助法に基づく国からの給付金で全額補填(ほてん)される。滞在期間は2〜3カ月程度を想定。対象者数に上限は設けておらず、県内で収まらない場合は他県への移動も視野に入れるという。すでに東京都や秋田県などが協力を申し出ている。

 対象となるのは沿岸部の被災者。県警の23日時点のまとめでは約370カ所の避難所におよそ4万4千人が身を寄せているが、被災者であれば、避難所にいない人でも対象になるという。

 広大な沿岸部に生活圏やそれに伴う避難所が点在する岩手県の場合、電気から風呂、トイレなどを各避難所でくまなく復旧させるのには相当な時間がかかるため、住みやすい環境に移動してきてもらう狙いだ。県政策推進室は「不十分な環境下での集団生活が長びけば、健康を害する人も増える。あくまでも希望次第だが、なるべく多くの人に移動してもらいたい」。

 また、物資供給の面でもメリットが大きい。散らばった避難所それぞれに物資を届けるには大量のガソリンと費用がかかるうえ、道が狭く運搬用の大型トラックが入りづらい場所も多い。市役所などの拠点までは届いている物資が、枝葉の避難所まで行き渡らない例もある。同室は「物流の拠点に近い内陸部に、人の方が移動してきてもらえれば、効率的かつ十分に物資を届けられる」としている。(赤井陽介)
posted by 北海道頑張れ at 15:25| 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

仮設住宅建設、福島でも始まる 7月末までに1万4千戸



 東日本大震災の被災者が利用する仮設住宅の建設が23日、福島県でも始まった。土地や資材を探しながら、7月末までに県内に1万4千戸の建設を目指す。

 この日は、同県国見町で測量やプレハブ住宅の基礎になる木杭を打ち付ける作業が始まった。約3週間で43戸が完成し、1カ月後には入居できる予定という。入居基準は県が検討中。須賀川市や相馬市などでも順次着工する。

 県によると、地震や津波、原発の事故で約2万世帯が避難生活を送っている。仮設住宅のほか、公営住宅の空室や民間住宅を利用して全員が入居できるようにする方針だ。(大平要)
posted by 北海道頑張れ at 14:51| 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

解雇相談が700件以上に…岩手労働局など



 被災地の事業者から岩手労働局などに寄せられた従業員の解雇などに関する相談は、約700件以上に達していることが分かった。このうち、内定取り消しについての相談は事業者、学生双方から少なくとも十数件あった。各ハローワークは今後、相談が急増するとみている。

 労働局や釜石、久慈、大船渡各ハローワークに取材し集計した。労働局がまとめた14〜18日分の相談は計572件。工場や店舗の損壊や資材不足で操業困難に陥り、従業員を雇用できないといった相談が216件あった。賃金が支払えなかったり、従業員を自宅待機させる予定の事業者の相談も116件あった。各ハローワークは22日だけで▽釜石90件以上▽大船渡15件▽久慈5件の相談があった。【稲垣淳】
posted by 北海道頑張れ at 14:06| 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月23日

東京ビッグサイトで避難者の受入れ開始…住宅提供も



東京都は22日、東京ビッグサイトで東日本大地震と原発事故による避難者の受入れを開始した。同施設には約3000人を受入可能、今後、東京国際フォーラムでも1000人程度受け入れる。

都では、区市町村と連携し関係施設においても5000人程度の避難者の受入れを順次開始。現在、東京武道館、味の素スタジアムで受け入れている約1600人を含めると1万人規模の受け入れとなる。

今回、受入期間の延長が決定され、開設済施設を含めて4月半ばまでに延長する。

また、一定期間、東京で生活することを希望する人には都営住宅等を提供、都内2000戸程度の住宅確保し、直ちに入居可能な600戸については23日から受付を開始、4月1日から入居できるようにした。

都営住宅等への申込受付期間は3月23日から25日まで、申込受付場所は都庁第二本庁舎2階のほか、避難施設でも受け付ける。

都営住宅等提供戸数600戸
●被災者向け:300戸
●原発避難者向け:300戸
●入居期間:当面6か月間
●家賃・共益費:免除
posted by 北海道頑張れ at 14:53| 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月22日

日本からの部品供給待ち 各国の製造業に影響広がる



 東日本大震災の影響が、海外のものづくりの現場にも及び始めた。日本からの部品が届かず、生産が思うように進められないためだ。

 フランス自動車大手プジョー・シトロエン・グループは21日、日本からの電子部品の供給が滞るため、ディーゼルエンジンの生産が23日から影響を受けることを明らかにした。同社は声明で「1週間以内に段階的に生産が再開できるよう、日本の部品供給の会社が懸命に努力をしている」と述べ、日本からの供給を待っている状況を説明した。

 フィンランドの携帯電話端末世界最大手のノキアも21日、日本からの部品の不足で生産能力に制限が出そうだとの見通しを示した。同社幹部は声明で「日本の部品供給元と常に連絡をとっている」と語った。

 製造業では、部品が必要なときに届くように管理して在庫を減らす「サプライチェーン・マネジメント」が主流になっており、供給ストップの影響がすぐに出やすくなっている。
ラベル:朝日新聞
posted by 北海道頑張れ at 14:31| 地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。