2012年03月14日

JX、宮城県石巻市に震災対応SSを開所…給油機能の即時復旧など実証開始

JX日鉱日石エネルギーは13日、東日本大震災の教訓を踏まえたガソリンスタンドの実証展開を開始。ENEOS「新・震災対応SS(サービス・ステーション)」第1号店を宮城県石巻市に開所したと発表した。

同社では、2006年より停電時でも燃料油供給が可能な「震災時給油可能SS」を全国展開。しかし、東日本大震災で多くのSSが浸水被害で給油不能となったことを受け、停電だけでなく、浸水への対策も講じた「新・震災対応SS」の実証を開始する。

今回開所した1号店では、浸水対策として、モーター簡易交換方式の計量機を導入。建屋2階へ大型の緊急用発電機を設置することで給油機能の即時復旧を可能としている。さらに、緊急時の生活インフラ支援として、携帯電話用充電器、飲料水および生活用水、一時避難場所として提供可能な建屋屋上のスペースなどを確保した。

また、平常時からの省電力対策として、太陽光発電システム、燃料電池エネファームを設置するとともに、キャノピー灯と室内灯をLED照明とし、大震災に強い設備を有する、地域貢献型かつ省エネ運営のSSとした。

同社は、2013年度までに東北から九州にかけての太平洋側の12市区に「新・震災対応SS」を設置・実証し、今後の生活インフラとしてのSSの機能向上を検討していく。

《纐纈敏也@DAYS》


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2011年04月05日

昭和シェル、塩釜油槽所が10日から全面復旧

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ガソリン携行缶


昭和シェル石油は、4月10日から塩釜油槽所で通常出荷を開始すると発表した。これにより同社グループの油槽所は全て復旧し、震災前と同様の出荷基地体制が確保される。

同社は震災の影響で出荷を停止していたJONET八戸油槽所について調達した部品を交換し2日から通常出荷を再開した。これに続いて塩釜油槽所も10日に再開する見通しとなった。八戸油槽所は2万8721キロリットルのタンク容量を持つ。

また、震災前は83台の配送体制だった東北地区向けローリーは、震災で15台が損傷し、68台となったものの、配送力を増強させるために増車し、現在は101台体制となっている。これら出荷基地の復旧とタンクローリーの増車で、東北地方の太平洋岸にあるサービスステーションへの石油製品の供給体制が大幅に増強される見通し。
posted by 北海道頑張れ at 04:37| 燃料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月29日

出光、日立油槽所が再開…3000キロリットルタンカー到着



出光興産は29日、震災後、出荷を停止していた日立油槽所(所在地:茨城県日立市)を再開したと発表した。同日、3000キロリットルの石油製品を積載した石油タンカーが着桟した。

午前9時に日立油槽所に着桟した石油タンカーは、愛知製油所からガソリン1800キロリットル、灯油600キロリットル、軽油600キロリットルを積載しており、今後も2日に1船が入港する予定。

入荷された石油製品は、日立油槽所のタンクローリー約30台で茨城県および近郊に配送される。
posted by 北海道頑張れ at 14:23| 燃料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ドラム缶で仮設サービスステーション設置



経済産業省は、東日本大地震で被災地で、燃料不足が依然として深刻なため被災地に「仮設ミニSS」を設置すると発表した。

仮設SSの第1号を陸前高田市(岩手県)の5か所に設置し、3月27日から給油作業を開始した。

石油元売り各社は東北地区向けに石油製品の供給体制を強化している。しかし、被災地ではSSが被災して稼働していないケースや、道路の寸断などで、SSにたどりつかないケースもある。

ガソリン供給が困難となっている地区にある学校などの避難所にドラム缶とポンプを使った仮設ミニSSを設置し、被災者に対してきめ細かく、継続的にガソリンを供給していく。

仮設ミニSSは、石油元売り各社と連携して運営していく。
posted by 北海道頑張れ at 04:42| 燃料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月27日

エクソンモービル、塩釜油槽所が操業再開



エクソンモービル・ジャパングループは、塩釜油槽所の操業を再開し、東北地方への燃料供給能力が拡大したと発表した。

塩釜油槽所は東日本大震災の影響で稼働停止していたが3月22日に東燃ゼネラル石油の川崎製油所から海上輸送されたガソリン100万リットルと暖房用灯油100万リットルを受け入れ、25日からタンクローリーで東北地方への出荷を開始し、本格稼働させた。

塩釜油槽所は、他の石油元売りにも開放して共同利用して業界全体で東北地方向けの燃料供給体制の拡充に貢献する。

また、同社グループは現在、4か所すべての製油所を復旧、フル稼働している。燃料需要の増大に対応できるよう、通常より高い稼働率で操業している。

一方、グループの東燃ゼネラル石油の川崎製油所は、コージェネレーション(熱電併給)装置による発電量を最大化して供給不足に陥っている電力網にも供給している。現在電力網には1万戸の住宅の需要を賄える約33メガワットの電力を供給している。

さらに、東燃ゼネラル石油の和歌山製油所では、被災地の緊急車両、避難所、病院向けにドラム缶1000本分の軽油と灯油の充填・出荷を開始した。燃料は通常、タンクローリーや貨物列車で輸送するが、和歌山製油所では、地震と津波の被災地域への輸送を容易にするため、ドラム缶で供給している。
posted by 北海道頑張れ at 00:19| 燃料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月25日

昭和シェル、卸価格の据え置きを継続---震災前の価格



昭和シェル石油は、先週に引き続き3月26日から4月1日までの石油製品の卸価格の改定を見送ると発表した。東日本大震災発生前の価格に据え置く。

同社は、特約店向け石油製品卸価格の改定では、原油価格の変動や石油製品取引市場の指標価格を勘案して週次で価格を改定している。

業界を挙げた取り組みによって東北・関東地方への石油製品の供給は改善傾向にあるものの、供給体制の安定にはまだ時間がかかる見通しで、石油製品市場の指標価格が健全に形成されない恐れがあると判断、卸価格の据え置きを決定した。石油製品の不足から価格が急上昇するのを防ぐ狙いがある。

ただ、石油情報センターが発表したレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、震災前の3月7日から22日までの2週間で5.7円上昇した。
posted by 北海道頑張れ at 23:14| 燃料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

出光興産、塩釜油槽所から石油製品を供給開始 ローリー30台



出光興産は3月25日、ガソリンなどの燃料不足の解消に向けて体制を強化している東北地方への石油製品の供給状況を発表した。

塩釜油槽所にガソリン1050キロリットル、灯油470キロリットル、軽油490キロリットルを積載した石油タンカーが入港した。その後、塩釜油槽所からタンクローリー約30台を活用して宮城県内と近郊に配送した。

また、宮城海上保安部から5000キロリットル積載船の入港が許可され、25日に北海道製油所を出航、27日に塩釜油槽所に着桟する予定。

一方、同社は東北地方の系列サービスステーション(SS)について、460か所のうち、営業しているSSが250か所になったと発表した。前回発表した23日から50か所増えた。休業中のSSは210か所。

営業を再開した宮城県内のSSでは、安全に給油するため、混雑が解消されるまでの間、給油待ちの人に整理券を配布し、整理券の順番に給油する。
posted by 北海道頑張れ at 23:13| 燃料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月24日

昭和シェル系列の稼働SS---東北地方の70%、首都圏では95%



昭和シェル石油は、3月23日時点で、東北地方にある系列サービスステーション(SS)のうち、約70%が営業していると発表した。

東北地方の系列SSは382店あり、このうち50店舗が11日に発生した東日本大震災で被災した。15日時点で稼働しているSSは、東北地方全体のSSの約半分にとどまっていたが、23日の時点で70%にまで回復してきた。

現在も営業停止しているSSには、同社グループの技術者が現地で安全確認などの再開に向けた作業を進めている。

また。燃料不足が深刻化していた関東地方では、356店舗あるSSのうち、燃料不足などから15日時点で営業できていたのは80%にとどまっていたが、23日までに90%となった。特に首都圏では燃料の供給体制の問題があったが、23日現在で95%のSSが営業している。

一方、同社は東北地区向けの燃料供給で震災後は、秋田共同油槽所、JONET青森油槽所、新潟石油製品輸入基地から被災地域に出荷していたが、24日から塩釜地区からも出荷を開始した。従来、輸送に最大で12時間程度かかっていた配送時間が大幅に短縮されることから、輸送量の大幅な増加が見込まれる。

このほか、同社は灯油18リットル入りの一斗缶1000缶を主に被災地の避難所向けに寄付する。灯油は寒さの厳しい被災地の避難所やサービスステーションでの灯油の購入、小口配送が難しい地域の暖房用燃料として利用してもらう。
posted by 北海道頑張れ at 22:20| 燃料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ガソリン高騰、便乗値上げではなく「原油価格」要因



東北地方を中心に燃料の供給不足が叫ばれる中、ガソリン価格は高騰の一途をたどっている。石油情報センターの24日の発表によると、レギュラーが全国平均で151.2円、前週比で2.7円の上昇となった。この原因について同センターでは、「原油価格の高騰が大きい。震災の影響もないとは言えないが、先行きの不透明さが価格に反映している」と分析する。

ガソリン価格の高騰について一部では、「燃料不足に便乗した値上げでは」という指摘や混乱も生じている。これに対し同センターでは、「リビア情勢の影響による世界的な原油高騰が末端価格に転嫁されている、というのが現実。東北地方については物流の寸断が要因となっている面もあるが、あくまでベースは原油の高騰」と説明する。

ドバイ原油価格は、一時1バレルあたり111ドルまで高騰、現在は108ドルとなっているが、依然高値水準は続いている。こうした背景と、震災による製油所などの被害が重なったため、一般消費者に「便乗値上げでは」という誤解が生じることとなったようだ。

いっぽうで東北地方のガソリン価格は、レギュラー152.8円と全国平均より1.6円高かった。前週比では4.7円の上昇となった。灯油の店頭価格も18リットル1666円で54円の上昇と厳しい状況が続く。ただしこのデータは青森、秋田、山形を中心としたもので、今回津波の被害が大きかった太平洋岸の宮城、福島については充分な調査が実施できないため反映されていないという。同センターでは、「(宮城、福島を含むことで)高くなることはあっても、安くなることは考えにくい」と分析する。

石油元売り各社は、今回の震災にあたり供給を最優先として仕切り価格を据え置くなど、末端価格を押さえる方向で対応を進めているものの、被災地でも高止まりの状況はしばらく続くものと見られる。

なお、首都圏・関東についてはレギュラー151.6円と全国平均より若干高かった。供給については製油所の機能回復や、西日本からの積極的な転送により、21日以降、出荷量は平年並みに落ち着いている。石油連盟によると、日本全国の石油製品は1か月分の潤沢な在庫がある状態だという。買いだめによる燃料不足が問題となったが、これは燃料不足に対する不安感から需要が一時的に供給を上回ったためで、買いだめがなければ首都圏・関東については今週にも正常化に向かう。
posted by 北海道頑張れ at 22:17| 燃料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東北道、全車通行可能に PA内の給油所には車列



 東日本大震災の発生以降、通行が制限されていた東北道が24日午前6時から、一般車も全線を通れるようになった。親族の支援や葬儀に向かう人、逆に被災地から避難する人……。各地で多くの車が先を急いだ。ガソリン不足が深刻な仙台市周辺では、パーキングエリア(PA)内の給油所に車の列ができた。

 宇都宮市の宇都宮インターチェンジでは規制解除前から3台の車が待っていた。仕事先の横浜市から帰る青森県おいらせ町の男性(65)は前日午後7時から並んだ。ワゴン車の中で仮眠していた自営業の男性(50)は仕事先の東京から仙台市の自宅へ。家族や友人にトイレットペーパーや粉ミルク、紙おむつなどを届けるという。震災後の帰宅は3回目で、発生当日は一般道で17時間かかった。「これで早く行ける」

 午前6時を過ぎると、下り線には首都圏ナンバーの車が目立った。栃木県那須町の那須高原サービスエリアにいた埼玉県八潮市の細江美代子さん(63)は宮城県石巻市に妹を迎えに行く。携帯電話で連絡はついたが、心配でなかなか熟睡できない日が続いた。再会は正月以来。「早く会って安心したい」と話した。

 宮城県名取市に住む両親と弟の家族に、食料やおむつなどを届けに向かう東京都豊島区の会社員阿部直樹さん(32)は24日午前0時ごろ自宅を出発した。国道を北上し、朝6時の開通で郡山南インターから東北道に入った。宮城県蔵王町の蔵王PAで「時間が短縮できるので運転が楽です」。

 仙台市の南にある宮城県村田町の菅生PA。福島市内の男性は幼い娘と妻を乗せ、盛岡市内の妻の実家に向かう途中だった。「放射能の子どもへの影響が怖い。盛岡も不便なようだけれど、妻も安心するので連れていくことにした」と話した。

 同PAの給油所には朝から車が並んだ。仙台市内に住む建設会社員の女性(41)は上り線側で給油後、いったん高速道を降り、再び下り線側のスタンドへ。制限があったが合計33リットル給油できた。「家が山あいで、小さい子どもがいるので、何かあったときのためにガソリンは必要。市内では前日から並ばないと手に入らない」と話した。(阿部峻介、上野創、緒方雄大、白井伸洋)
posted by 北海道頑張れ at 16:03| 燃料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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