2011年03月29日

東電、フランスに支援要請=「極めて危機的」と産業相



 【パリ時事】ベッソン仏産業担当相は28日のラジオで、東日本大震災に伴う東京電力福島第1原発の事故を受け、東電から仏原子力庁と仏電力公社(EDF)、同国原子力大手アレバに支援要請があったことを明らかにした。EDFとアレバはAFP通信に、要請の具体的内容は明らかにできないとしている。
 ベッソン氏は、現地で強い放射線が観測されたことを踏まえ、状況は「極めて危機的だ」と懸念を表明。「現時点で正確な状況把握は困難だ」と述べた。
 アレバとEDFは既に、福島第1原発の事故を受け、燃料の核分裂反応を抑えるホウ酸約100トンのほか、防護服やマスクなどの支援物資を日本に送っている。


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IAEA事務局長、高官級会議提案 原発の安全対策協議



 【ウィーン=玉川透】国際原子力機関(IAEA)の天野之弥(ゆきや)事務局長は28日、ウィーンの本部で記者会見し、福島原発事故を受け、原発事故の安全対策などを協議する政府高官級会議を6月にもウィーンで開催するよう、理事国に提案したと明らかにした。

 会議では原発事故への国際的な緊急対応や、原発の安全基準強化などを協議する。天野氏は「政治レベルの協議が必要だ」と述べ、関係各国に政府高官の参加を求めた。開催時期については定例理事会後の「6月後半ごろが有力」との見通しを示した。

 福島第一原発については「非常に深刻な状況で、安定にはまだ時間がかかる」との認識を示した上で、「危機が一刻も早く克服されることを願っている」と述べた。
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2号機建屋外に高濃度汚染水 地下坑道通じ漏出

 東日本大震災で被害を受けた福島第一原発で、東京電力は28日、2号機のタービン建屋から外へつながる坑道とたて坑にたまった水から、毎時1千ミリシーベルト以上の放射線が測定されたことを明らかにした。汚染水は容量ほぼいっぱいとみられるが、排水作業は難航している。燃料を冷やすために注水は止められず、水の漏出は続き、汚染水は増え続けるとみられる。このまま行けば、大量の放射能を海など外の環境に投棄せざるを得なくなる。

 原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長は28日の会見で、「正直、大変な驚き。憂慮している」と話した。土壌や海水の汚染を引き起こす可能性もあるというが、「どのような形で処理できるか知識を持ち合わせていない。原子力安全・保安院で指導していただきたい」と話した。

 東電によると、1〜3号機でタービン建屋から外につながるたて坑と坑道に水がたまっているのを見つけた。2号機の場合、たて坑は深さ15.9メートル、坑道は長さ76メートル、容積は6千立方メートル。水の表面の放射線量は毎時1千ミリシーベルトを超えた。その場に15分いるだけで作業員の被曝(ひばく)限度量の上限を超えてしまう値だ。

 2号機では、タービン建屋内でも、同程度の汚染水が見つかっており、東電は、建屋と坑道の間で水が行き来しているとみている。

 タービン建屋内は放射能を厳格に管理する放射線管理区域だが、坑道は区域外。坑道には冷却用の海水をくみ上げて熱交換器に送る配管などが通っている。汚染水はたて坑の出口から1メートルのところまで上がってきており、ほぼ容量いっぱいとみられる。

 その一方で、東電は原子炉への注水作業を続けている。燃料を冷やすため、注水を止めるわけにはいかない。だが注水を続ければ、坑道への水の漏出が続くことになる。

 東電は対策として、タービン建屋からの水抜きを考えている。つながっている可能性が高いところを抜けば、坑道やたて坑の方の水位も下がるかもしれないという。

 具体策として、あふれた水を復水器に戻そうとしている。だが、2号機では復水器が満杯。3号機も容量に問題があり、排水作業は難航している。

 原子力安全委員会は28日夜の記者会見で、坑道の水がすでに海に漏れている可能性もあるとの見方を示した。原発の沖合の海水を調べる地点を増やして監視を強めるという。東電によると、たて坑の出口から海までは約55メートル。海に漏れた跡は確認できないというが、坑道には継ぎ目があり、防水加工は完全ではないという。

 2号機以外では、1、3号機の線量は、1号機の坑道の水表面で毎時0.4ミリシーベルト、3号機は空間の線量で毎時0.8ミリシーベルトだった。タービン建屋内の汚染の傾向を反映した数値になっており、いずれも坑道と建屋内の水はつながっていると見られる。

 だが、東電の武藤栄副社長は26日の会見で、タービン建屋の地下で汚染水が見つかったことについて、「(放射線管理区域から)外に出ていく経路というのは設計上造っていない」と説明していた。

 また、汚染水が放射線管理区域外で見つかったのは27日午後だったが、東電の武藤副社長は28日夜の会見で「情報は28日午後に聞いた」と述べ、異常に気づいてから1日経って報告を受けたことを明らかにした。
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食品の放射線基準値「厳し過ぎ」 8知事が見直し要望



 東京、千葉、茨城、栃木、群馬5都県の知事は28日、枝野幸男官房長官と蓮舫・食品安全担当相を訪ね、現状の暫定基準値は「非常に厳しい基準だ」として、食品安全委員会の評価に基づく新たな基準づくりを急ぐよう求めた。福島、埼玉、神奈川の知事も加わった8知事でまとめた緊急要望書も手渡した。

 知事たちは、農産物の出荷・摂取制限についても、基準値を下回った場合は解除を急ぐとともに、制限方法を県単位ではなく一部地域にとどめる形に変えるよう求めた。

 蓮舫氏への要請後、大沢正明群馬県知事は報道陣に「風評被害がひどい。数値が下がったのにいつ解除してくれるのか、しっかり示してほしい」と述べた。石原慎太郎東京都知事は「日本一の消費地の東京でもモノが足りなくなり、上がってきている。県単位でバサバサ切るのではなく、政府はもう少しきめの細かい措置をとってほしい」と語った。
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「健康被害ほとんど問題ない」 原発事故で国立がん研



 国立がん研究センター(東京都中央区)は28日、福島第一原発事故による人体への影響について「原子炉で作業をする人を除けば、現時点で健康被害はほとんど問題はない」との見解を発表した。飲食物の基準も「十分すぎるほど安全といえるレベル」と指摘、冷静な対応を呼びかけた。

 同センターは13日から敷地内で放射線量の測定を開始。28日まで、人体への影響が心配される値を大幅に下回っている。同センター中央病院の荒井保明・放射線診断科長は「東京のほかの地域でも、入手できるデータを見る限り、問題ない」と説明した。
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川内原発増設の凍結申し入れ 九電にいちき串木野市長



 東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故を受け、鹿児島県いちき串木野市の田畑誠一市長は28日、九州電力に対し、原発の安全性が確保されるまで北隣の同県薩摩川内市に計画されている川内原発3号機の増設を凍結するよう文書で申し入れた。いちき串木野市はほぼ全域が原発から半径20キロ圏にある。

 九電の川内原子力総合事務所の山元春義所長を市役所に招き、真部利応社長あての申入書を手渡した。田畑市長は「市民の不安はかつてなく高まっている」とし、(1)事故原因の究明により安全基準などの見直しがなされ、安全性が確保されるまで3号機増設は凍結すること(2)川内原発1、2号機も早急に津波対策など安全対策を見直し、万全の対応を取ること――を求めた。

 山元所長は「3号機は安全審査中。指針の見直しがなされればそれに基づきしっかり対応したい。1・2号機も万全の安全対策を行っていく」とコメントしたが、「凍結」には言及しなかった。

 いちき串木野では市議会も25日に同様の趣旨の決議を全会一致で可決している。

凍結した場合、補助金の扱いはどうなるのだろうか。
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2011年03月28日

東電本店前で大規模デモ



原子力発電所の運用に反対するデモ行進が27日、東京・銀座で行われた。震災後に東電本店(千代田区内幸町)前を通過する大規模デモ。

市民団体が中心となりインターネットなどで参加を呼びかけ、約1000人が参加した。デモ行進は中央区の水谷橋公園から、東電本店前を通り、千代田区の日比谷公園までの約3kmを歩くもの。東電前では、先週から散発的な小規模集会は開かれていたが、これだけの参加者が集まったのは初めてだ。

デモ行進に本店正面玄関は約50人の機動隊員に守られ、計画停電で人通りの途絶えた都心に、反対の声が響いた。参加者は横断幕やプラカードを持ち、「原発やめろ」「社長出てこい」などのシュプレヒコールが約30分以上続いた。

中には福島県大熊町から避難し、このデモに参加した女性もいた。

「放射性物質は風向きによって影響が違うし、同心円の避難指示を出すのは科学的ではない。きちんと避難指示を出して、福島原発は早く廃炉にしてほしい」と、語った。

気持ちは分かるが、原発を無くす分、消費電力を3割減らす覚悟はできているか?足りない分は東電なんとかしろ、で済む話ではないぞ。
posted by 北海道頑張れ at 04:58| 原発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

電源喪失後のビジョン語らず 東電武藤副社長



26日夕、東京電力本店(千代田区内幸町)で開かれた原発担当の武藤栄副社長の会見が荒れた。いまだ予断を許さない福島第一原発の状況について、津波後のビジョンが語られなかったからだ。武藤氏は原子力発電を牽引した立場にいる。

会見の雲行きが怪しくなったのは、新聞『赤旗』の記者が「津波によって電源が失われた場合の想定はしなかったのか」と、質問した後のことだった。

「発電所内の電源は地震でなくなったが、その時にディーゼル発電はしっかり起動している。地震では電源はなくなっていないわけだが、その後の津波が襲ったところで電源を喪失している。津波が今回の電源をなくした原因だと言えようかと思う」

原発は緊急停止後も、原子炉を冷却するために水を循環させなければならない。今回の事故は、そのための電源が失われ原子炉内の温度を制御できなくなったことが、事故の根幹にある。それは今も復旧作業中で、解決されていないのだ。

電源を喪失したときのバックアップ体制はどう考えられていたのか。しかし、武藤氏は、それに答えることはなく、「地震の後も、電源は確保できていた。津波によって電源は落ちた」と、喪失した原因が津波であるということを繰り返し、その後を語ろうとはしなかった。

記者が繰り返す同じ質問に武藤氏は「電源がなくなった場合でも、原子炉を冷やすことができるように設計はされている。ただ、これは一定の時間バッテリーを使いながら、原子炉の中の蒸気でもって原子炉を冷やすことが基本的な考え方」と前置きして、説明を始めるのかとと思いきや、再び、こう話し出した。

「バッテリーの稼働の時間を超えて電源が復旧できないような状況になるというのは、今回の津波が全ての電源設備を利用できないような状況にしたということがある」

核心をはぐらかす武藤氏に、「今、この状況下で、最悪の事態をどのように想定しているのか」と、何人もの記者が詰め寄ったが、その回答も次のようなものだった。

「ともかく原子炉を冷やすということに尽きると思う。そのためには原子炉の中に水を入れ続けるということが大事なわけで、淡水の注入を続けていくということが引き続き大切なこと」

そして会見は打ち切られた。

明確に回答できないのは『考えていませんでした』ということに他ならない。
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2011年03月27日

大津波再来の恐れ、09年に指摘=東電、津波想定に反映せず―審議会で



 想定を大幅に上回る津波に襲われた東京電力福島第1原発について、津波の専門家が2009年、原発の耐震安全性を検討する経済産業省の審議会の席上、東北地方に大津波をもたらした869年の「貞観地震」(マグニチュード8.4と推定)に触れ、同規模以上の津波再来の可能性について指摘していたことが27日、分かった。東電側は「歴史上の地震で、耐震設計上考慮する地震にならない」と述べ、指摘は反映されなかった。
 指摘したのは、産業技術総合研究所の岡村行信活断層研究センター長(地質学)。岡村さんは、史料に津波被害の記録が残る貞観地震について研究。福島第1、第2原発の敷地付近を含め、内陸部に津波で運ばれた砂が堆積していることや、450〜800年周期で津波が起きたことなどを明らかにしてきた。
 岡村さんは、09年6月に開かれた経産省の審議会で、福島原発について貞観地震の知見から「津波に関しては(東電の想定する地震と)比べものにならない非常にでかいものがくる」と指摘。「まったく触れられていないのはおかしい」と再検討を求めた。しかし、東電側は「被害がそれほど見当たらない。歴史上の地震であり、研究では課題として捉えるべきだが、設計上考慮する地震にならない」と答え、消極的な姿勢を示した。
 翌7月の審議会でも、岡村さんは04年のスマトラ沖地震などに触れ、今回の地震のように複数の震源域が同時に動く連動型地震の危険性を指摘したが、東電側は「引き続き検討を進める」と述べるにとどまった。

人は未来を予測できない以上、過去から予測するしかない。それなのにその過去を自分に都合が良いように解釈するのであれば、いつか痛い目を見るだろう。福島第一原発の事故は天災ではなく人災の側面が強いように感じられる。
posted by 北海道頑張れ at 22:03| 原発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

下地氏、電気代値上げ発言に抗議=枝野長官が与謝野経財相を注意



 国民新党の下地幹郎幹事長は25日午後、首相官邸に枝野幸男官房長官を訪ね、与謝野馨経済財政担当相が電力確保対策として家庭用電力料金の値上げに言及したことについて「原発や計画停電の問題があり、都民や各県民が困っている段階で値上げの話をするのはおかしい」と抗議し、発言の撤回を求めた。
 下地氏はさらに「発言を取り消さない場合は罷免に値する。亀井静香代表が菅直人首相に罷免の話をする」と強調した。
 枝野長官はこの後、首相官邸に与謝野担当相を呼び、事情を聴取。与謝野担当相は「個人の家庭でものすごく大量に電力を消費しているところは何か考えなければならないと言っただけだ」と釈明したが、枝野長官は「間違った印象を与えないようにした方がいい」と注意した。
 与謝野担当相の発言をめぐっては、民主党の安住淳国対委員長も25日の記者会見で「そういう話は時期尚早だ」と批判した。
ラベル:時事通信
posted by 北海道頑張れ at 21:50| 原発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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