2011年03月30日

家庭の工夫積み重ねで原発3〜4基分を節電



 東京電力が見込む今夏の最大需要5500万キロワットは節電効果も考慮した低めの数字だという。それでも供給力を850万キロワットも上回る状態を少しでも解消するには、計画停電だけでなく一層の節電が必要だ。

 東日本大震災で打撃を受けた現在の電力供給力3650万キロワットは、バブル景気前夜の昭和60年ごろの夏のピーク時の電力需要と同じ水準。東電が今年7月末に見込む4650万キロワットは平成元年ごろの水準だ。そのころと比べ、現在はパソコンなどの新たな電気製品が普及。暖房の主役も石油ストーブからエアコンなどに変わった。電気への依存度は格段に高まっている。

 日本エネルギー経済研究所の試算では、東電管内の2千万世帯がエアコン暖房の設定温度を1度下げるなどで49万キロワットを削減。事故を起こした東電福島第1原子力発電所1号機の出力が46万キロワットだから、その分をカバーできる計算だ。ほかにも使用時以外にテレビなどのコンセントを抜いて待機電力を削減するなど、こまめな節電で290万キロワットを削減できる。

 さらに食器洗い洗浄機や洗濯乾燥機などの使用時間をずらすことも有効だ。午前6〜8時と午後6〜8時に集中している利用時間を分散すれば、食洗機の節電量は43万キロワット、洗濯乾燥機は40万キロワット、電気炊飯器は38万キロワットを見込める。

 同研究所によると、これらをすべて実行すれば朝方に380万キロワット、夕方に430万キロワットの需要減が期待できる。最近の原発には100万キロワット以上の出力があり、節電効果は原子炉3〜4基分に相当する。

 東電の計画停電に際しては、企業や家庭の節電効果などが功を奏して、実際の停電が避けられることも多い。各家庭が節電の工夫を積み重ねると、それだけ停電の解消にもつながる。

停電の如何に係わらず節電はすべきですわな。支出を減らすことは収入を増やすことにも繋がる。


ラベル:産経新聞 節電
posted by 北海道頑張れ at 03:53| 停電 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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