2011年03月25日

タイ首相、原発建設見直しを示唆 東日本大震災を受け



 【バンコク=古田大輔】タイのアピシット首相は24日、バンコクで朝日新聞など日本の報道陣と会見した。東日本大震災に関連し、タイの原発建設計画について「原子力に頼らない代替案もある。1〜2年以内に判断する」と述べ、計画の見直しもありうると示唆した。

 タイでは2020年から原発5基を建設する計画があるが、アピシット首相は震災を受け、13日に「計画に影響する」と発言していた。

 放射能漏れに関しては「輸入食品を検査しているが、これまで放射性物質は検知されていない」と述べ、現時点では日本政府による対策に委ね、輸入禁止などはしない考えを示した。

 首相は04年のスマトラ沖大地震・インド洋津波での日本からの支援に言及し、最大限の協力を約束。タイに進出している約4千の日系企業についても「影響を確認する」と述べ、結果次第で支援策を検討すると明らかにした。

 一方で、昨春、バンコクで起きた反政府デモの際、軍や警察との衝突で日本人カメラマンの村本博之さん(当時43)を含む91人が死亡した事件の捜査については「期限はない。迅速に捜査している」と述べるにとどまり、被疑者特定や捜査終結などの見通しは示さなかった。


posted by 北海道頑張れ at 03:36| 原発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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